【血圧を下げる方法】薬以外で下げる方法ある?

高血圧を治療することができる特効薬は無いとされているのですが、私が考える最も効果的な高血圧を改善する方法は「高血圧になってしまう以前の健康状態への改善する」という方法です。

高血圧で悩んでいるみなさんは、生まれつきの高血圧であったわけではありませんよね?
加齢と共に血圧が上がってしまったという人がほとんどなのではないでしょうか。

高血圧にもいろいろな原因があります。

・塩分を摂りすぎてしまっている
・運動不足である
・たばこを吸っている
・お酒を飲む
・睡眠不足である
・ストレスを抱えている
・加齢により血管が衰えている

まだまだたくさんの原因がありますが、高血圧である人のほとんどは「乱れた食生活」や「乱れた生活習慣」が原因であるということがわかっています。

食生活と生活習慣が乱れてしまっていることが原因である高血圧なのであれば、栄養バランスの整った食生活、規則正しい生活習慣を心がけることで改善できる場合があります。

また、「更年期高血圧」と呼ばれるものがあり、とくに閉経後の50代の女性に多く見られる高血圧の症状です。

高血圧である原因は人それぞれにあり、改善方法も様々です。

なぜ高血圧になってしまうのか?最適な改善方法はあるのか?
それぞれの原因に合った血圧を下げる方法をご紹介しましょう。

◎血圧を下げる方法その①「更年期高血圧の原因と改善方法」

20代や30代の頃には低血圧で悩んでいたという女性が、50代を過ぎてから急に高血圧で悩まされるようになり治療薬を服用している、よく聞く話です。

更年期になることで高血圧になってしまう女性が多いというデータがあります。
閉経後の50代以上の更年期である女性の半数以上が高血圧であるとされています。

更年期の症状には高血圧以外にも、イライラする、汗が止まらない、めまいがする、カラダが熱るなどの症状を実感されている女性が多いのですが、どの症状にも「エストロゲン」という女性ホルモンが関係しています。

閉経後はエストロゲンの分泌が著しく低下し、ホルモンのバランスが乱れてしまいます。
エストロゲンの分泌が減少し、血圧をコントロールする働きが乱れたことによって、更年期高血圧になってしまっている可能性がとても高いのです。

更年期によってイライラしてしまうことも血圧が変動しやすくなってしまったり、高くなってしまう原因です。

更年期高血圧の治療は産婦人科だけではなく、神経科や心療内科などの受診が必要となる場合も少なくはありません。
家庭や仕事や育児などのストレスも血圧を上昇させてしまう原因になってしまいますので、イライラなどの更年期の症状を緩和させる必要があります。

更年期高血圧の改善方法は
・栄養バランスの整った食生活を心がけること
・規則正しい生活習慣を送り、しっかりと睡眠を取ること
・趣味の時間を作るなど、ストレスを溜めないように発散させること
・閉経後や更年期である場合も女性であることを忘れずに美意識を高めるよう努めること
このような方法でエストロゲンの分泌の低下を予防したり、女性ホルモンの乱れを整えることができたり、更年期が原因である高血圧を改善することに役立ちます。

・女性ホルモンの乱れを整える
・ストレスを溜めない
・イライラしない
・栄養と睡眠をしっかり摂る
更年期高血圧を下げるためには、この4つが大きなポイントになるでしょう。

自分だけでは改善することが難しい場合には、家族や友人などの力を借りるのも良いでしょう。
産婦人科医などの医療機関を頼ることが必要な場合もあります。
更年期高血圧は決して放置せず、早めに改善することをオススメします。

◎血圧を下げる方法その②「食生活の改善」

食生活の中で最も注意したいのが塩分の摂取量です。
栄養バランスを考えて食事をしているのに高血圧だ、という人は塩分の摂り過ぎであることがほとんどです。

健康的な和食、でもそのお味噌汁…塩分が高めなのでは?
お漬物の食べ過ぎなのでは?
知らず知らずのうちに塩分をたくさん摂取してしまっているなんてこともあります。

世界的に考えても日本人は塩分の摂り過ぎであるとされています。
アメリカでは1日当たりの塩分摂取量が8gほどであるというのに対して、日本では1日当たりの塩分摂取量が10gほどであるとされています。
たった2gですが、その差は大きいものです。

味噌や醤油などの調味料にも塩分はたくさん含まれていますし、やはり塩分の摂取が高血圧の主な原因であるとされている以上は摂取を控えたいものですよね。

しかし、高血圧の原因は塩分だけではありません。
塩分は意識して控えているのに高血圧だ、という人もいます。
そのような場合は食生活そのものに原因があると考えることができます。

血圧を下げるための食事改善方法は
・1日の塩分摂取量を高血圧治療ガイドラインである6g以下に控えること
・栄養バランスの整った食事を摂ること
・○○だけ食べる、○○は食べないなどの過度な食事制限をしないこと
・たんぱく質やミネラルやビタミンなどの栄養素をバランス良く摂取すること
・低カロリーだからといって食べ過ぎてしまわないこと

そして、余分な塩分を体外へと排出してくれる「カリウム」を豊富に含んだ食品を積極的に摂取することです。
・ホウレン草
・大豆
・きな粉
・アボカド
・わかめ
・バナナ
・りんご
このような食品に豊富に含まれています。

余分な塩分を排出してくれるからといって、過剰なカリウムの摂取はNGです。
逆に血圧を上昇させてしまう原因となってしまう場合がありますので注意しましょう。
何だって同じですが、適量を摂取するようにしましょう。

血圧を下げる食材がある!それは○○だ!
というようなテレビ番組がよくありますが、その番組が放送された翌日にはその○○である食品がスーパーから消えますよね。

大量買いする人もいるようですが、○○を摂取するだけでは血圧を下げることはできません。
「栄養バランスの整った規則正しい食生活」これこそが血圧を下げるも最も効果的な方法です。

◎血圧を下げる方法その③「加齢による高血圧の改善方法」

中高年の方、高齢者の方に多いのが高血圧の悩みですよね。
「もう歳なのだから仕方がない…」と高血圧であることを放置してしまってはいませんか?

中高年の方や高齢者の方だけではなく若い年齢の方にも同じことが言えるのですが、高血圧であることを放置していると、くも膜下出血や脳卒中や心筋梗塞の発症、糖尿病の併発など、命にも関わる重大な病気の原因となってしまう可能性がとても高いので改善しなければなりません。

もし、その高血圧の原因が加齢であるのであれば、血圧を下げるということよりも、「今以上に血圧を上げないようにすること」そして「急激な高血圧の上昇に注意すること」この2つに注意が必要です。

加齢と共に血管も衰えていきます。
加齢が原因である高血圧の場合、食事や生活習慣の改善だけでは症状を緩和させることができない場合があります。

今以上に血圧を上げてしまわないための食生活と生活習慣を送ること、喫煙や飲酒を控えること(もしくは辞めましょう)、運動不足になってしまわないようにお散歩程度で良いので定期的な軽い運動を心がけること、そして最も注意しなければならないのが「急激な血圧の上昇」です。

急激な血圧の上昇を予防する方法は
・血圧が上がり始める朝はゆっくりと行動すること
・軽いストレッチをして手足を伸ばし、これから活動するためにカラダを整えること
・水分をしっかりと補給すること

この3つを心がけましょう。

朝起きた瞬間から血圧は上がり始めますから、急に起き上がるのではなくゆっくりと起き上がり、お布団の上で軽いストレッチをするなど、カラダを少しずつ行動させていきます。

高齢者に多い脱水症状も高血圧の原因です。
トイレが近くなってしまうからといって水分の摂取を控えてはいけません。
寝る前にもコップ1杯の水を飲むなど水分をしっかりと補給しましょう。

そして、高齢者の方の高血圧の場合に要注意なのが「入浴」です。
とく冬場に注意が必要なのですが、温かい部屋から寒い浴室へ行くことで血管が収縮し、急激に血圧が上昇してしまう可能性があります。
入浴中の死亡事故の原因にもなっていますよね。
熱い湯船に入る前には温かいシャワーを浴びるようにしましょう。

◎血圧を下げる方法その④「遺伝による高血圧もある!?」

とある内科医の話によると、高血圧になってしまう原因は主に2つ。
「生活習慣」と「遺伝」なのだそうです。
上が140以上、下が90以上の人は高血圧と言えます。
高血圧の原因が遺伝である場合の改善方法はあるのでしょうか。

父親も母親も高血圧である場合は50%、両親のどちらかが高血圧である場合は25%の確率で子供へ高血圧が遺伝するとされています。
しかし、遺伝するのは高血圧そのものではなく、高血圧の原因となってしまっている親の乱れた食生活や生活習慣です。

子供は両親と同じような食事を摂取し、同じような生活習慣を送りながら育ちます。
両親が高血圧の原因となるような食生活や生活習慣を送っているのであれば、その子供も高血圧になる可能性が大!ということなのです。

濃い味付けの食事を摂取しながら育った子供は、自立して自炊をするようになっても濃い味付けの食事を作ってしまいます。
自然と濃い味付けや塩分の高い食事を好むようになってしまうのです。

自分の高血圧の原因が育ってきた環境にある…遺伝である、と感じるのであれば、食生活や生活習慣をしっかりと見直し、改善する必要があるものは確実に改善しましょう。
濃い味付けの食事で育ってきた人が急に薄い味付けの食事に改善しようとしてもストレスになってしまいますし、そのストレスやイライラが高血圧を悪化させてしまいます。

◎血圧を下げ、確実に高血圧を改善するためには?

高血圧は即効で改善することができるものではありません。
重症である場合には医療機関での治療や服薬や必要になる場合もあります。

高血圧の主な原因である「食生活」と「生活習慣」をしっかりと見直してみましょう。
食べるということは生きるということです。
塩分の多い食事や濃い味付けの食事を好む人も、ストレスやイライラの原因になってしまわないように少しずつ改善しましょう。

運動不足を解消しようと急にハードな運動をしてはいけません。
ストレッチやお散歩程度の軽い運動から始めましょう。

更年期高血圧や若い女性の高血圧の場合に注意して欲しいのが「食生活」と「運動」です。
ダイエットのためにと過度な食事制限や運動をしてはいけません。
痩せるどころか高血圧以外の重篤な病気の原因になってしまう可能性があります。

高血圧の改善に最も効果的なのは「食生活と生活習慣の改善」です。
特別な食事を摂る必要があるわけではありません。
○○を食べなければならない、○○を食べてはならない、ということではありません。
必要な栄養素をしっかりと摂取しましょうということなのです。

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